337 実録と教訓・方向性を決める

病院まで警察の車で送ってもらう中で説明があった。
「病院で『ケンアンショ』って書類をくれますから、あとで警察まで届けて下さい。コピーとってお渡ししますから。」

病院に着き、指示のあった荷物をひとそろい病院の方にお渡しする。
今回の費用は後日請求書を送るから、窓口か振込などで支払って下さいとのことだった。

伯母2人と今後のことをなんとなく話した。
「家じゃ場所もないでしょ。そのまま葬儀場に行ってもらったほうがいいに」
「今どき葬式とかお墓にあんまりお金かけるもんじゃないから。永代供養でも散骨でもいいと思うに」
伯母たちにこう言ってもらえて、かなり気持ちが楽になった。


今回の教訓。

  • 方向性を決めておこう

葬儀社が迎えにくる前に葬儀に向けての大まかな方針は決めておこう。
手間をかけずにやりたいのか、盛大に送りたいのか、費用はかけずにやりたいのか、程々の費用をかけたいのか、などなど。
もし普段お世話になってる宗教関係があれば、そこに関わってもらうのかも決めておこう(うちはなかった)。
こういった際、年長の親戚の了解があると事務的にも精神的にも非常にやりやすい。

  • 事情がなければ葬儀場直行がオススメ

「どうしても家で送りたい!しかもうちは広いよ!人手もかけられるよ!」なんて方もいるでしょう。
それ以外の方は葬儀場へ直行をオススメします。
現代の住宅事情からいっても安置場所や出入りが大変です。
遺族は色々と準備もあるので故人についていられません。
家にいろんな人が出入りすれば気遣いも増えます。落ち着き場所がありません。
そんなわけで、特段の事情がない限り病院から葬儀場に直行することを強くお勧めします。