301 余は如何にして安藤美姫ファンとなりし乎・上

2006年2月24日は日本時間で荒川静香トリノ五輪金メダルに輝いた日。
そして自分が安藤美姫の応援をするようになった日でもある。

あの時はまだフィギュアスケートファンってわけでもなかったから、話題の日本選手が見られればよかった。
だから当時話題だった女子シングルだけしか見てない(苦笑)。

ショートプログラム(SP)もフリースケーティング(FS)も日本選手が滑る時間に合わせて起きた。どちらも生中継は翌日は出社日という夜中〜早朝だった。起きて見て、寝て、また起きて見るなんてことをした。

SPでは赤い衣装の荒川静香が滑ったのを見て、ど素人なりに「きれいだったし、コレはけっこういい線いくのでは?」と思った。いかにも「クールビューティー」(なぜかこの呼ばれ方は知っていた)という雰囲気で、あの時に荒川ファンになったといっていいと思う。

安藤は黒い衣装で「戦場のメリークリスマス」。あの演技はけっこうよかったと今でも思う。
今にして思えば、あの当時の危うげな感じ(それは花伝書でいう「時分の花」でもあるけれど)に、あのプログラムは合っていた。振付師デイビッド・ウィルソンはさすがの感性です。

あと、スルツカヤ(ロシア)が躍動感あってよかったのを覚えてる。上げる脚を変えて2連続で行うビールマンスピンを見ると「ヒャッハー( ゚∀゚)!」ってアゲ気分に。「死の舞踏」と聞いて真っ先に思い出すのはいまでもマキシムの演奏曲であり、トリノのパンツ衣装スルツカヤだ。

FSは次回!