330 助けられるのは恥じゃない

4/7に突然の忌み事があって以来、ドタバタした12日間が過ぎた。

ようやく職場にも復帰し、少しずつ日常を取り戻しつつある。

弔事だけならプロに任せて流れに乗ればまだなんとかなる。

これまで任せっきりにしていた要介護の親のことが一気にのしかかってきたこと。
これが肉体的にも精神的にも一番こたえた。

今回身にしみたのは友人の大切さと親身になってくれる親戚のありがたさ。

6日からたまたま泊まりに来てくれていた友人がいなかったら、家のことも精神的な面ももっともっと困り果てていたはず。

行き来がめっきり少なくなった親戚も、連絡したらすぐ早朝から病院に駆けつけてくれた。
弔事のあれこれを決める際にも、生まれて初めての経験になる自分に「簡素でいいんだよ」と言ってくれた。

ひとりでできること・抱えられることは本当に限りがある。
早め早めに周囲の人たちや行政の力を借りるようにすべきだ。
そうしていたら、命を削るようなことにはなっていなかったかもしれない。
少なくとも私はここまでドタバタ手続きに駆けずり回らずに済んだだろう。

制度を使うこと、力を借りることをためらってはいけない。
自分の為にも、残される者の為にも。