331 実録と教訓・父倒れる

父が急逝したり要介護5で在宅寝たきりの母を今後どうしようとかでバタバタして2週間過ぎた。
あったこと・気づいたことをちょこちょこ覚え書きにしておくことにする。

体調悪そうにしながらもいっこうに通院しようとしなかった父が倒れたのは土曜日の早朝6時前。
慌てて救急車を呼ぶ。それまでに2回ほど呼んだことがあったので大体手順はわかる。救急であること・住所(集合住宅なら何棟かも)・今の状態を訊かれるまま説明。心臓マッサージの指示もされる。
通話の間、たまたま泊まりに来ていた友人が父に声をかけたり心臓マッサージしてくれた。

救急隊が来て、最初の処置をしてくれている間に着替える。
父に数日前教えられていた「大事なものバッグ」を抱えて救急車に同乗。病院へ向かった。

友人は寝たきりの母についていてくれた。あとから聞いた話では、母は事態も大体把握していたし落ち着いていたそうだ。

今回助かったのは

  • 救急車を呼んだ経験があったこと。

絶対パニクって頭が真っ白になる。たとえ自宅であっても住所や電話番号、家族の生年月日や年齢などはとっさに出てこない。
電話のそばのわかりやすいところに書いておくべき。

  • 友人がいてくれたこと。

1人で電話しながら心臓マッサージするのは無理。処置続けながら救急車を玄関先で待つのも無理。救急車に同乗するにしても1人で家に残される母を放置できないという問題が出てくる。
友人がいてくれなかったら相当パニクってわめいていただろう。
こんな時のために、緊急時に声をかけられて助力を頼めるご近所さん関係を結んでおくことは必要だと思った。

330 助けられるのは恥じゃない

4/7に突然の忌み事があって以来、ドタバタした12日間が過ぎた。

ようやく職場にも復帰し、少しずつ日常を取り戻しつつある。

弔事だけならプロに任せて流れに乗ればまだなんとかなる。

これまで任せっきりにしていた要介護の親のことが一気にのしかかってきたこと。
これが肉体的にも精神的にも一番こたえた。

今回身にしみたのは友人の大切さと親身になってくれる親戚のありがたさ。

6日からたまたま泊まりに来てくれていた友人がいなかったら、家のことも精神的な面ももっともっと困り果てていたはず。

行き来がめっきり少なくなった親戚も、連絡したらすぐ早朝から病院に駆けつけてくれた。
弔事のあれこれを決める際にも、生まれて初めての経験になる自分に「簡素でいいんだよ」と言ってくれた。

ひとりでできること・抱えられることは本当に限りがある。
早め早めに周囲の人たちや行政の力を借りるようにすべきだ。
そうしていたら、命を削るようなことにはなっていなかったかもしれない。
少なくとも私はここまでドタバタ手続きに駆けずり回らずに済んだだろう。

制度を使うこと、力を借りることをためらってはいけない。
自分の為にも、残される者の為にも。

329 非常時リストを作ろう

いざという時は人間パニクるもの。
以前家で救急車を呼んだ時、とっさに自宅の電話番号や住所が出てこなくて焦った。
住所も、普段書類に記入するときには書かない「複数あるどの棟か」まで訊かれたのは初めて。かなりうろ覚えで答えた。

いざという時には人間頭が真っ白になるっていう前提で備えなきゃなと思った。
電話番号や住所、何をしたらいいか、どこに連絡してどんな手続きをして何を持ったらいいかをはっきり書き出し、順番にリストアップしておこうと思う。
頭真っ白でも、書いてあることを順番にこなせばとりあえず何とかなるくらいに。

Evernoteとかデジタルに入れとけばいいかなと思ったけど、パニクってるときの自分は多分操作できない。
必ず紙に書き出すなりプリントアウトするなりしておこう。
できればすぐ目に付くところに置いておきたい。

そんなときが来なければそれに越したことはないんだけど、備えだけはしておかないとね。

328 写真保管はざっくりと

フォトジェニックな安藤美姫荒川静香のファンをやってると、ネット上に掲載される写真を集めまくるのが習慣になる。

ダウンロードした写真は画像フォルダ内のスケート専用フォルダに、年ごとのフォルダを作って保存してる。

最初はもっと細かく、人ごとのフォルダや月ごとのフォルダ作って仕分けていた。
ダウンロードした日付+連番にファイル名変えたりして。
でもこれけっこう面倒。複数の人が写ってる写真はどうする?とか、季節競技ゆえほとんど写真がない月もあるけどそれも1フォルダ作るの?とか。
迷うことが多すぎる。

で、ざっくりとやりましょうってことにした。
フォルダは年ごとのものだけ。画像データのファイル名を変えるのもやめた。
これだけでも、フォルダの表示を「日付順」にするだけでだいたい時系列に並ぶ。
時系列に並べば大体どの試合・イベントの写真かは見当が付く。これだけでもお目当ての写真はあんがい探せるものだ。

気が向いたらWindows7の機能を使ってタグをつけておく。タグは複数付けられるから、写ってる人の名前を逐一つけることだって可能。

これで検索にも引っかかるようになる。
検索条件を保存しておけば、1人ずつのフォルダを作ったのと変わらない表示が可能だ。

最近はタグさえ付けることがないけど(苦笑)。

とにかく、極力手間のかかる分類とかはしないのがコツ。
仕分けたり分類したりってのはそれだけで職業があるくらい、やりだしたらキリがないことだから。

327 ばかにならない管理の手間

4月ともなるとさすがに「防寒」用のストールはなくていいかなと思うようになってきた。

そろそろ冬用のセーターやカーディガンを洗濯することも考えないと。
去年数を減らしたから、クリーニングに出してもいいかな。

持ち物を減らすのは保管場所を空ける意味もあるけど、管理の手間を省いて楽にする意味もある。
「拾った石ころも棚に飾ればほこりを払わなければならなくなる」とか言ったのは『森の生活』の著者・ソローだったか? まったくその通りだ。

やっぱり持ち物は減らしていくのがいいかな。

326 女子シングルは村上SP2位!

昨夜のフィギュアスケート世界選手権女子シングルは村上佳菜子ショートプログラム(SP)終わって2位。
ジャンプが冴えていたし、大きな動きやしなやかな動きを使い分けて表現面でも大いに好印象だった。

フリースケーティング(FS)となるとまた順位が変わってくるだろう。
SPではミスのあったアシュリー・ワグナー(米国)もFSには評価の高いプログラム「ブラック・スワン」を持っている。

SP終えてトップはアリョーナ・レオノワ(ロシア)。動きにキレがあってジャンプがよかったし、ノってくるとどんどん冴えてくる演技力を持っている。

彼女の振付はコーチでもあるニコライ・モロゾフ
彼のSP振付には一定の流れがあって、
ジャンプ3種→スピン→ちょっと止まって見得を切ってからストレートラインステップ→スピンでフィニッシュ
というのが定番。どの選手でもだいたいこの流れだ。

「テンプレ」「いつも誰でも同じ」と言われがちなモロゾフ作のSP。
表現すること・芸術性も問われるフィギュアスケートだから創造性は大切。
だけど、これが一定の評価・成績を得ているのも確か。

自分の必勝パターン——「型」を持ってるってのは強いと思う。

325 高橋・トラン組の快挙!

フィギュアスケート世界選手権2012、昨夜はペアのショートプログラム(SP)とアイスダンスショートダンスが行われた。

ペアの日本代表である高橋成美マーヴィン・トラン組はSPを終えて現在堂々の3位!
これまで転倒が多く不安があった成美のジャンプ着氷も見た目決まっているのがなにより(´∀`)。

http://www.youtube.com/watch?v=aWhbwjnKfzs

この「イマジン」は技術的にももちろん難しいことをやっている。
しかしなんといっても叙情的な振付・空気がとても素晴らしくて胸に響く名作。
普段フィギュアスケートにそれほど興味ない人にも是非見てほしいんで、今夜のフジテレビに(一応)大期待してる。

一方で、期待された上位ペアが次々にミスで崩れたのが本当に残念。
特にロシア勢…優勝候補のボロソジャール・トランコフ組も川口・スミルノフ組も……。
今回はまだまだフリースケーティングで巻き返しが可能な点差だと思うんだけれど、どうなんだろう?

それにしても。

高橋・トラン組の世界選手権SP時点で3位ってのは大変な快挙なのに、NHKの朝のニュースでまったく触れられなかったのがとても残念だ。
成美の超ガッツポーズ、朝から見たかったなぁ。